【転職回数】平均ってどれくらい？多くても転職を成功させる為に大切な事

・転職回数が多い事を理由に書類が通らない
・面接に繋がっても転職回数について聞かれると、何と答えて良いかわからない
・転職回数はごまかしてもバレない？

終身雇用という考え方がスタンダードではなくなってきており、転職を経験する方は時代が進むにつれて増えてきています。
中には5回、6回と転職を繰り返す方も。。。

採用する企業にとって転職回数が多いという事実が与える印象はどうしても良くありません。
転職を繰り返してしまっている方が、転職を成功させる為に大切な事は何でしょうか。

・転職回数の平均ってどれくらい？

当然年代によっても少しずつ変わるのですが、

20代→2回（在籍中の企業で3社目）
30代→3回（在籍中の企業で4社目）
40代→4回（在籍中の企業で5社目）
50代→5回（在籍中の企業で6社目）

これくらいの回数であれば、比較的平均的な数字かなと思います。
（あくまで転職市場で見かける方の話です！
転職を経験されていない方、考えていない方は含まずに考えてます。）

企業によっても多少の差異は当然ありますが、上記の回数位であればしっかりと対策をする事で転職に不利にはならないと思います。

・転職回数が多いとなぜ転職に不利になる？

そもそも転職回数が多いとなぜ企業からの印象が良くないのでしょうか？
アメリカやヨーロッパでは転職回数が多いという事は、それだけキャリアアップをしてきていると見られ、
むしろ評価をされる事もあります。

企業が中途で人材の採用をするのに、大体かかるコストが1名あたりで50万、高いと200万程かけている場合もあります。
それだけのコストをかけて採用をしているので、早期で辞められてしまうと結構な痛手になります。
転職回数が多い方の場合だと、どうしても「早期で辞めてしまうのではないか？」という懸念があり、採用に躊躇してしまう様です。

・転職回数が多い方の選考のコツ　～書類作成編～

★転職理由を各社明記する

ただ辞めてしまったではなく、なぜ辞めてしまったのかを職務経歴書にはしっかり明記するようにしましょう。
倒産等の会社都合でのものや、家族の事情等であれば理解を示してくれる企業もあります。

★社内での部署異動の事は履歴書には書かない

履歴書には社歴は書いても部署異動の事は書かないようにしましょう。（職務経歴書には書いてくださいね）
少しでもスッキリとした印象を与えられるように作成する事が大切です。

・転職回数が多い方の選考のコツ　～面接編～

★転職理由の伝え方を考えてみる

なぜ辞めてしまったのかを、少しでも嫌な印象を抱かせないようにしながら伝えられるようにしましょう。
「誰々と合わず～」や「社風に合わず～」等の漠然とした言い方ではなく、なぜ合わなかったのかを説明出来るようにしましょう。

★志望動機に熱を込める

なぜその会社で働きたいのか、熱意を持って志望動機は伝えるようにしましょう。
面接官に「そんなに興味を持ってくれているのか」という印象を抱いてもらえれば、すぐに辞める事は無いかもって思うかも？

★逆質問の時間にはしっかりと質問を！

逆質問の時間はその会社への興味をアピールする時間でもあります。
その会社の仕事内容に関する事や経営理念、働く環境等について質問をするようにしましょう。
ただ給与に関する質問は良い印象を持たれない場合もあるので、しない方が無難かも。

・転職回数ってごまかしてもバレない？

会社によっては所属していた企業に確認をとるところもあるようですが、滅多にありません。
なので実際のところバレないケースもあると思います。

ただバレた時に経歴詐称で解雇されてしまうケースもあるので、全くお勧めしません。

特に同じ業界で企業を転々としていると、過去に在籍をしていた企業の方と転職先等で再会するケースもあります。
非常にリスキーなので、ごまかすのはやめましょう。

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・まとめ

転職をしすぎたからと言って諦めるのはまだ早いかもしれません。
スキルや経験を持っていれば、振り向いてくれる企業はあるはずです。
とっておきの1社を見つけられるよう、実践してみてください。