施工管理職の転職理由7選 – ムスブバ

施工管理職の転職理由7選

施工管理職の転職理由7選

  • 2022年3月1日

施工管理の転職理由7選!

施工管理で転職をする人の転職理由にはどんなものがあるのか?

建設業界で働かれている方のキャリアコンサルを行わせていただく中で、施工管理職の方からのご相談も多くあります。
企業規模や地域、給与も様々な中で、その転職理由も人それぞれです。
今回はそんな施工管理職における転職理由をいくつかご紹介させていただきます。
転職を考えているけど転職理由が思いつかないという方は、是非参考にして下さい。

 

・残業時間が多い

働き方改革が進む中でも、施工管理職に就く方々の中では「残業時間の多さ」を転職の理由として唱える方は多くいらっしゃいます。
過度な残業から体調面への懸念が生まれてしまう方や、家族との関係性が悪化してしまった方など様々な方と面談をさせて頂いております。

現在は様々なアプリ導入によって現場での業務効率化を図る等、会社として残業時間削減を大きなテーマとして掲げている会社は建設業内でも増えてきています。
とは言え完全に残業を無くす事は難しいのが現状です。どこまでの残業が許容できるかを考えながら、転職先を探すようにしましょう。

 

・給与を上げたい

単純に給与を上げたいと言うよりも、業務時間に対しての対価が少ないと感じ転職を考えるケースがあります。
給与が充実しているからこそ仕事のモチベーションにも繋がるという方は多く、より評価をしてもらえる環境があるのであればそちらに行きたいと考えるのは普通の事だと思います。

自身の所属している会社以外からの評価を知る事で、自分が今適した給与で就業が出来ているのかを判断できます。
正しい市場価値を知り、キャリアアップに繋げるようにしましょう。

 

・家族の事情(結婚や介護)で転勤が出来ない

施工管理職は現場によって転勤が発生してしまう職種です。大手ゼネコンであればプロジェクトの規模も当然大きくなる為、全国転勤の可能性が基本的にはあります。
そういった中で結婚や介護と言ったライフイベントに伴い、どうしても転勤が難しいという方がいらっしゃいます。

近年では大手であっても「地域限定職」を設ける事によって、そういったニーズに応えようとする動きもあります。
しかし現状はなかなか浸透しきっておらず、全国転勤が出来るかどうかは資格や経験と同じくらい重要な評価ポイントとなっています。

 

・Uターンしたい

ある程度のキャリアを積んだら、ゆくゆくは地元に帰って就業をしたいというお気持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
その理由は転勤が出来ないという理由と同様ですが、例えば介護や結婚を理由に希望される方もいらっしゃいます。

東京や大阪等の都市部で勤めている方が地方へUターンとなる場合に、ネックになるのが年収面になります。
どうしても下がってしまう傾向にある為、どこまで条件を下げることが出来るかのラインを設定しておくことも大切です。

 

・土日休みの職場で働きたい

施工管理職の宿命でもありますが、現場によっては土曜日も出勤になる会社があります。
近年では完全週休二日制の導入を謳う企業も増えてきていますが、まだまだ多くないのが現状です。
また同じ施工管理職であってもハウスメーカーにお勤めの方の場合、週休二日が火水等のケースもあります。
そういった方の中でも、土日休みの職場を希望される方は多くいらっしゃいます。

 

・発注者の立場で仕事をしたい

現場での業務を行う事が体力的に厳しく感じてきている方に多い転職理由になります。
特に土木工事の施工管理を行っている方が、50代を迎え建設コンサルタント等での発注者支援業務を希望されるケースは多いです。

近しい職ではあるとはいえ、やはりそこは別職種になる為、待遇面では多少の乖離が出るケースも少なくありません。
例えば年収面や出張頻度等、事前に思っていた条件と違い転職をしても早期退職に至るケースもあります。
転職の際には条件をしっかりと確認の上で入社するようにしましょう。

・評価が年功序列になっている

特に大手や準大手のゼネコンに所属されている方に多い転職理由です。
どうしても年功序列の昇進基準が残っており、若い内になかなか重要な役割を任せてもらえずに転職を検討するケースになります。

まとめ

今回は施工管理職で転職を考える方に多い転職理由を7つご紹介させていただきました。
転職活動をしているときに志望動機や転職理由を何とお伝えするべきか悩まれる方も多いと思います。
今回のケースを参考にして頂ければ幸いです。