【設計職】一級建築士の年収事情
【設計職】一級建築士の年収事情
- 2022年5月23日
【設計職】一級建築士の年収事情
・一級建築士を取得すると稼げる?
・一級建築士を取得すると転職には有利になる?
転職を考える理由の中で、年収アップを希望して活動をされる方は多くいらっしゃいます。結婚や出産等のライフイベントを機に、収入を増やしたいと考える事は自然な事です。
・一級建築士を取得すると転職に有利?
設計職においては、一級建築士を保有している事は当然転職には有利に働きます。
特にそれなりの規模を誇る設計事務所やゼネコンの設計部への転職を考えているミドル世代(30~40代)の方にとっては、必須の資格と言っても過言ではないと思います。
保有していなければ受けることも出来ないという会社がほとんどです。
逆に一級建築士を保有していなくても、あまり評価に影響の無い会社も当然あります。
例えばハウスメーカーは大手であっても住宅の設計職であれば二級建築士を必須要件としている場合が多く、内装やインテリアデザインの会社であれば、二級建築士すらも求められないケースもあります。
結局のところ設計する物件の規模によって、転職においても建築士の資格が求められるという事になります。
もし規模の制限なく設計職として活躍をしたいと言うのであれば、当然一級建築士の取得を目指すようにしましょう。
・一級建築士の年収事情
さて、ここからが本題になりますが、一級建築士を取得すると年収アップに直結するのかについてですが。。。
これは半分正解で半分は不正解です。
簡単に言ってしまうと所属する企業によります。
資格手当の充実している企業であれば当然一級建築士を保有している事によって、その手当分給与アップを見込むことが出来ます。
ただ金額的に年収が100万上がるのかと言われるとそうではなく、大体15万~20万位が相場だと思います。
仮にこれは転職をして新しい会社に入ったとしてもです。(ゼネコンに入社をするか、設計事務所に入社をするかでも多少変わります。)
結局のところ一級建築士を取得したから年収が上がるのではなく、重要なのは取得をしてからどんな経験を積んだかと言う部分になります。
これは多分設計職に限らず、どんな職種でも同じかもしれませんね。
・コロナウイルス以降の設計職
工事現場を統べる施工管理職よりも、コロナによる影響を受けたのは設計職だったかなと言う印象を持っています。
求人の数が減る一方で転職をしたい設計職の方は増え、バランスが崩れてしまっている印象もありました。
現在はかなり採用活動を再開する企業は増えてきており、特に問題なく転職活動を進めることが出来ると思います。
さらには外出自粛の影響でやむを得ず取り入れた在宅勤務を、そのまま取り入れている設計事務所やゼネコンも増えてきており、結果的には働き方の面で悪い影響を与えただけではなかったようにも感じています。
私自身設計職での転職支援は得意とさせて頂いている領域ですので、この記事が目に留まった方はご相談いただければしっかりとサポートをさせて頂きます。
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・まとめ
何事においても資格を持っているだけでは評価をしてもらう事は出来ないという事です。その資格を活かしたパフォーマンスが出来て、初めて評価につながると言えます。
運転免許を持っていてもペーパードライバーではあまり意味が無いという事ですね。
これから設計職として活躍を目指している方は、参考にして頂ければ幸いです。