【ワークライフバランス】施工管理はきつい?業界での働き方改革は進んでいる?
【ワークライフバランス】施工管理はきつい?業界での働き方改革は進んでいる?
- 2022年8月31日
【ワークライフバランス】施工管理はきつい?業界での働き方改革は進んでいる?
・施工管理は働き方が大変と聞く
・働き方改革は進んでいるの?
施工管理として就職を考えているけど、ネットで調べると「残業が多い」や「休日出勤が多い」等、ワークライフバランスを保つことが難しい印象を持つ方も多いのではないでしょうか。
私達も普段から施工管理の方を支援させていただく事が多くありますが、やはり働き方を改善をしたいといるご要望はよく転職理由として挙がります。
今回は現在の施工管理の働き方について解説をしていきます。
・施工管理が大変と言われる理由
①残業が多い
施工管理は建設現場での4大管理を行う仕事です。
4大管理とは。。。
・工程管理
→現場か完了するまでのスケジュールの管理
・品質管理
→求められる品質を保証する為の管理
・原価管理
→予算内で現場が完了させる為のコストの管理
・安全管理
→作業する方が事故無く安全に行う為の管理
4大管理を行いつつ、現場が終わった後にもオフィスに戻り事務作業を行う必要があります。
すると必然的に定時で仕事を終える事は難しく、残業が当たり前の就業環境になってしまいます。
②休日出勤が多い
一般企業では土日休みという休日が一般的ですが、建設業の特に施工管理では土曜日は隔週で出勤があるケースがあります。
会社によっては週休1日の場合もあり、お休みの日でも現場で問題が起こると、出勤をしなければいけないという事もあります。
ただこれに関しては働き方の見直しが進む中で、今後は建設業界でも週休2日制を浸透させていこうという動きが活発になってきています。
③調整業務が多い
施工管理は工事を依頼する発注者と、実際に作業をする方の中間に立ちながら様々な調整を行う仕事になります。
その為各所とのコミュニケーションをとる必要が多く、板挟みになりながら仕事を進める必要がある為、その点にストレスを感じる方も多い様です。
・建設業界でも進む働き方改革
まだまだ異業種に比べると、大変なイメージが拭いきれていない建設業界ですが、少しずつですが改善に向けて進められています。
改善をしてく為のポイントはいくつかあります。
①工事発注者の工期への理解が必要になる。
週休二日制になる事により、単純に作業を行う日数は少なくなります。
これまで通りの工期で完工する事が難しくなる為、その点は工事発注者の理解が必要になります。
②日当で働く方の月給制導入
実際に現場で作業をする方で、日当制で働かれている方は当然収入が少なくなってしまいます。
その為建設業で週休二日制を導入していく上で、現場作業員の方の月給制導入が必要になります。
③建設現場のIT化
建設業界でのIT化が進むことにより、現場での作業効率の向上が期待されています。
具体的には
・BIMやCIMの導入
・現場の撮影、測量にドローンの導入
・クラウド型の建設プロジェクト管理アプリの導入
などなど様々な方法が増えてきています。
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・まとめ
建設業界での働き方改革は大きな規模で今後積極的に推進がされていく事が予想されています。
ただ一方で現場レベルとの温度感にもまだまだ差があり、急激な変化を期待する事は難しいかもしれません。
少しずつでも変わっていき、建設業界で働きたいという方が少しでも増えてくれる事を期待しています。